校正と校閲は何が違うのでしょうか?

「校正」は制作過程で発生した誤りを、その情報源となる原稿や修正指示(赤字)と照らし合わせることで正していく作業が中心です。一方「校閲」は、制作物そのものに矛盾や間違い、わかりにくさがないかを読み込み、内容自体を多面的に点検・精査する作業が中心です。

校正…原稿や前段階の紙面と比較して間違いがあれば指摘。作業としては「原稿照合」や「赤字照合・指定外変化チェック」などが該当
校閲…原稿から離れて、内容そのものの矛盾や不整合、誤り、不適切な表現などがないかを確認し、あれば指摘。作業としては「素読み」「ファクトチェック」などが該当

ただし、企業文化や媒体の違いなどによって独自解釈が加えられ、その定義や範囲は一定ではありません。「校正」と「校閲」の線引きは曖昧な部分もあり、「校正をお願いします」という言葉にどんなニーズが含まれているのか、丁寧に洗い出すことが大切です。
ゼロメガでは単なる言葉の定義にとらわれず、事前のヒアリングから、それぞれのお客様にとって適切な作業を選び、柔軟に組み合わせ、どのような業界の方にもわかりやすくご提案させていただきます。